この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
ロシアは19世紀後半以降、ロシア帝国の崩壊やロシア革命など、激動の時代を迎えます。
当時の複雑な社会を生き抜いた芸術家たちは、社会の現実をリアリズム様式によってとらえ、人間の内面や現実の真の姿を求めていきます。
この絵画の展開期の中心をになった集団が、イワン・クラムスコイ、ワシーリー・ペローフ、イリヤ・レーピンら若い芸術家がアカデミー派に異を唱えて組織した移動展覧会協会でした。
またモスクワ郊外アブラムツェボのマーモントフ邸に集まったニコライ・クズネツォフ、コンスタンチン・コローヴィンらの懐古的なロマンティシズムに溢れた作品にも、祖国に対する深い愛情をみることができます。
国立トレチャコフ美術館は、ロシアの実業家であるパーヴェル・トレチャコフとセルゲイ・トレチャコフ兄弟による蒐集品を基に設立されました。
12世紀に制作されたロシアのイコン美術から20世紀の風景画、肖像画、風俗画に至るまで、20万点を超える膨大なロシア美術のコレクションを保管し、モスクワの国立プーシキン美術館、サンクトペテルブルグの国立エルミタージュ美術館とともに、ロシアの3大美術館のひとつとして知られています。
本展は、ロシア美術の殿堂・国立トレチャコフ美術館が所蔵する豊富なコレクションより、19世紀後半から20世紀初頭の激動のロシアを代表するイワン・シーシキン、イワン・クラムスコイ、イリヤ・レーピン、イサーク・レヴィタンらの風景画、風俗画、人物画、静物画、72点を紹介します。ロシア的ロマンにあふれる名画の数々をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年7月19日(金)~2019年8月25日(日)
|
---|---|
会場 | 山形美術館 Google Map |
住所 | 山形県山形市大手町1-63 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 8月13日(火) ※ただし、8月12日は開館 |
観覧料 | 一般・大学生 1,300円(1,000円) 小中高生 500円(300円)
|
TEL | 023-622-3090(代表) |
URL | http://www.yamagata-art-museum.or.jp/ |
山形美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 記念講演会「黄金のロシアに、われも、あり─19世紀ロシア芸術の世界」
講師:亀山郁夫氏(ロシア文学者・名古屋外国語大学学長)
7月27日(土) 午後1時30分~ (3Fホール)
定員:80名(当日先着順)
※要展覧会入場料
※問い合わせは、山形美術館 023-622-3090 まで
◆ キッズ・アーティスト・プロジェクト
企画協力:東北芸術工科大学総合美術コース
松村泰三研究室
8月11日(日) 午後1時30分~ (3Fホール)
対象:小・中学生
定員:25名
※要事前申し込み、要展覧会入場料
※問い合わせは、山形美術館 023-622-3090 まで
◆ アートでヨガ体験「ART MEETS YOGA!」
講師:新関あや氏
(ヨガディレクター・YOGA ME!代表)
8月3日(土)、4日(日)
各午前9時~ (ロビー)、定員:20名
午後2時~ (3Fホール)、定員:30名
アートとヨガの新鮮なコラボレーション。ヨガを通して心身ともにリラックスした状態で作品鑑賞を楽しむ企画です(ヨガ初めての方、経験者の方までオールレベル)
※各回、要事前申し込み、要展覧会入場料
※ヨガマットまたはバスタオルを持参ください
※問い合わせは、山形新聞社事業部 023-642-7955 まで
◆ 山美副館長のイチ押しトーク
7月20日(土)、8月3日(土)、17日(土)、24日(土)
各回午前11時~・午後2時~、展示室(約15分)
※申し込み不要、展覧会入場料が必要です
※問い合わせは、山形美術館 023-622-3090 まで
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
山形県で開催中の展覧会