この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展で会田誠は、展示会場を使用してキャンバスサイズ500号の大作を公開制作します。これはカスヤの森現代美術館にとって初の試みとなり、制作過程そのものを体感できる貴重な機会です。一方、岡田裕子は展示室と屋外の2ヶ所にわたり、音声や光を要素として取り入れたインスタレーションを構築し、多層的な表現を提示します。異なるアプローチをとる両者の作品を同時に展観することで新たな発見があることでしょう。
◆ 会田誠 コメント
「今回僕は、開館日の開館時間ほぼすべてを使って、公開制作をします。作るのは《混浴図》というタイトルの、もう2年以上前から構想と試作を始めていた、P500号(H218.2×W333cm) 3枚の大作絵画です。ちらちらと雪が降り湯煙が漂う、架空の超巨大な混浴露天温泉に、男女のみならず年齢、民族、時代、有名/無名、実在/非実在、善/悪‥‥等々、様々な属性の人間と、さらに「人間にあらざる者」までもが、いっょに入浴している絵です。会期終了までに完成するわけではなく、完成はずっと先になります。併せて、新しい試みの抽象絵画シリーズも公開します。」
◆ 岡田裕子 コメント
「出展作《井戸端で、その女たちは》は、ともすれば時代にかき消されてしまったかもしれない物故女性アーティストをテーマにした作品です。会場には井戸があり、そのそばのテーブルで女性たちが人生を語り合っています。その声にシンクロナイズしたテーブルランプが瞬くというマルチメディアインスタレーションです。今回の登場人物は、前衛の時代を生きた女性たち。パートナーがアーティストだという女性もちらほら・・・女たちの声を岡田裕子が演じ、彼女たちに想いを馳せました。室内会場に井戸が出現し、屋外の古井戸そばでも展開します。女性の日常会話を揶揄する「井戸端会議」という言葉にも、これまでの女性の立場の不確かさを感じています。」
開催概要EVENT DETAILS
| 会期 | 2026年5月30日(土)~2026年8月16日(日) |
|---|---|
| 会場 |
カスヤの森現代美術館
|
| 住所 | 神奈川県横須賀市平作7-12-13 |
| 時間 |
10:00~17:30
(最終入場時間 17:00)
|
| 休館日 | 月曜日 火曜日 水曜日 |
| 観覧料 | 一般 1,000円 学生 600円(小学生は400円) |
| TEL | 046-852-3030 |
| URL | https://www.museum-haus-kasuya.com/ |
カスヤの森現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES
会田誠《混浴図》(部分・制作中)2025- キャンバス、アクリル絵具
© AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery
岡田裕子《井戸端で、その女たちは》2025 展示風景:「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」撮影:高嶋清俊
© OKADA Hiroko Courtesy of Mizuma Art Gallery