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中央アジアの手仕事
―華麗なる刺繍とジュエリー 広島県立美術館コレクションより―

渋谷区立松濤美術館

  • 開催期間:2026年4月11日(土)~2026年6月14日(日)
  • クリップ数:27 件
  • 感想・評価:4 件
中央アジアの手仕事 ―華麗なる刺繍とジュエリー 広島県立美術館コレクションより― 渋谷区立松濤美術館-1
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《女性用被衣(チルピ)》テケ族、トルクメン人 19世紀 広島県立美術館蔵
《花嫁用頭飾り》北ヨムート族、トルクメン人 19世紀前半 広島県立美術館蔵 
《刺繍布(スザニ)》19世紀後半 広島県立美術館蔵
《刺繍布(ジャイナマズ)》19世紀中期 広島県立美術館蔵
《背飾り(ゴシャ・アシク)》テケ族、トルクメン人 19世紀初期 広島県立美術館蔵
《首胸飾り(ブカウ)》北ヨムート族またはテケ族、トルクメン人 18世紀 広島県立美術館蔵
《護符入れ(トゥマル)》ヨムート族、トルクメン人 18世紀 広島県立美術館蔵 
《鞭(ガムチ)》ジャファバイ・ヨムート族、トルクメン人 19世紀後半 広島県立美術館蔵
《背飾り(サチュモンジュク)》ジャファバイ・ヨムート族、トルクメン人 20世紀初期 広島県立美術館蔵
《こめかみ飾り(アダムリク)》西ヨムート族、トルクメン人 19世紀初期 広島県立美術館蔵
《女性用刺繍靴》エルサリ族、トルクメン人 20世紀 広島県立美術館蔵
《男性用コート(チャパン)》ウズベク人 19世紀末期 広島県立美術館蔵
《飾りボタン(グルヤカ)》トルクメン人、ヒワ 19世紀中期 広島県立美術館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

シルクロード上に位置する中央アジアでは、古代より様々な民族が行き交ったことで、多様な文化が生み出されました。ヨーロッパからアジアにいたる広大な地域を舞台にしたシルクロードの文化は日本でも幾度もブームが起こりました。ところが、かつてソビエト連邦領であった中央アジア諸国(現在のウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン) は情報が得にくい地域であり、人々の伝統的な生活や豊かな工芸品はあまり知られてきませんでした。しかし近年、漫画や大阪・関西万博等をとおして現地のことを知る機会が増え、その華やかな手仕事の数々に注目が集まっています。

オアシス都市に暮らしたウズベク人などに伝わる刺繍布“スザニ”や衣装は、個性的でミステリアスな文様、そして豊かな色づかいが特徴です。女性たちが手がけた布いっぱいを埋め尽くす刺繍は、時代や地域を越えて人々を魅了します。一方で、砂漠地帯で遊牧生活を送っていた人が多いトルクメンは、重量感のある銀製の装身具で身を飾る習慣をつくり出しました。これらのジュエリーは装飾品としてだけでなく、厳しい環境を生きぬくための知恵と祈りが込められたものでした。

本展では、国内随一のウズベクとトルクメンの染織およびジュエリーコレクションを誇る広島県立美術館所蔵品より、中央アジアで花開いた多彩な工芸品を紹介します。

【FEATURE|展覧会レポート】
多様な文化が行き交うシルクロードが紡いだ暮らしを彩るデザイン

開催概要EVENT DETAILS

会期 2026年4月11日(土)~2026年6月14日(日)
会場 渋谷区立松濤美術館 Google Map
住所 東京都渋谷区松濤2-14-14
時間 10:00~18:00
  • ※金曜日は~20:00まで
休館日 月曜日、4月30日(木)、5月7日(木)
※5月4日は開館
観覧料 一般 1,000円(800円)
大学生 800円(640円)
高校生・60歳以上 500円(400円)
小中学生 100円(80円)
  • ※( )内は団体10名以上及び渋谷区民の入館料
    ※土・日曜日及び祝・休日は小中学生無料
    ※毎週金曜日は渋谷区民無料 
    ※障がい者及び付き添いの方1名は無料
TEL03-3465-9421
URLhttps://shoto-museum.jp

渋谷区立松濤美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

渋谷区立松濤美術館 渋谷区立松濤美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

4.0

麗しの手仕事の世界

刺繍みごとだなあ
間近で見るとまた手仕事の良さが伝わってくる
様々な装飾品の数々もとても興味深く
思わず見入ってしまうほど。

ハート型の背飾りやいろんな形状のこめかみの飾り
蛇の頭の意匠が櫛歯状に並ぶ腕輪
お守りやお守りの袋もあちこち目移りしてしまう

非常に見ごたえのある展示だった

THANKS!をクリックしたユーザー
morinousagisanさん

4.0

手仕事と祈り グッときます

中央アジアの工芸に、これほどまとまって触れられる機会は日本では滅多にないのではないかと。
会場で、まず心をつかまれるのは、刺繍布の華やかさです。赤や黄を中心に、そして植物や円文を中心にした、鮮やかな刺繍がずらり並んでいます。文様そのものは決して複雑ではありませんし整いすぎてもいませんが、それがまたかえって手仕事にかけた時間と思いを感じさせられます。刺繍袋小物もとてもかわいいです。小さな袋にまで惜しみなく文様を刺し、色糸を尽くしています。衣装にポケットがないため、小物を持ち歩く袋が欠かせなかったとの説明。だけではないでしょう!! と思わずつぶやいてしまいました。日本の銘仙きものの色柄に似た衣も展示されていました。
次にトルクメンジュエリが沢山並んでいました。先月青山のポーラ文化研究所化粧文化ギャラリーで「トルクメン ジュエリー – 祈りの造形」展を見ました。これは10年くらい前にポーラ美術館の第5展示室でやられていた、「シルクロードのよそおい―トルクメンの装身具を中心に」ととても近かったですが、つくづく凄かったです。松濤さんの今展も大変似ていますが。華麗なだけではなく、美しさがそのまま生きる知恵や祈りと結びついているのです。布で「赤」が魔除けなら素材では、やはり「銀」が魔除け、また清浄の象徴でもあります。装身具はお守りであり、財産であり、部族や立場を示すしるしでもあったそうです。デザインとしてもとても素晴らしい文様を、実に細かくきっちりと打ち込み、赤いカーネリアンや他にも小さな色石・色ガラスもあしらっていたりします。男性も女性も、全身にこうしたジュエリーをつけると、重くて、かなり体力が必要なのでは、と思うのですが、そこは身を守るためのジュエリーです。つけないわけにはいきません。でも子供や高齢者はそれなりに少なくしているとか‥やっぱ凄いです。
装うこと、持つこと、守ること、祈ること、そして共同体の大切な記憶、が一つながりになっている。美しく華やかだけど、どこか切実な感じが、展示会場に満ちていました。
会場にあったのは図録ではなくて一般図書のようでしたが『シルクロードの手仕事―中央アジアの華麗なる刺繡とジュエリー』は「広島県立コレクションより」とありました。広島県??凄いですね。その中で、会場内にいくつか写真もあったのですが、こちらの本には衣服… Read More

4.0

手仕事は民族の誇り

どこの国や地域も、民族衣装や伝統が廃れてきている中、消えてしまっては勿体無い技術と伝統。
民族ごとの特性がよく現れた展示の数々に、ため息しか出ませんでした。

THANKS!をクリックしたユーザー
karachanさん

3.0

祈りの工芸

中央アジアの手仕事展、結構面白かったです。
露出展示の布モノも良いし、祈りが込められたジュエリーにも惹かれます。
ジュエリーや馬装具はRPG感があって良いですね。
決して広くはない展示室にギッシリと作品が詰め込まれていて思ったより楽しめました。
刺繍が施された今でいうサコッシュみたいなポーチが可愛くて欲しい。
2階奥の小部屋が写真撮影可能、図録は一般書籍だったかな。

THANKS!をクリックしたユーザー
ぷーりっちゅさん、yoshitoyoさん、bumiyasuさん、エイミーさん、towatowaさん、他3人

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出展作品・関連画像IMAGES

《女性用被衣(チルピ)》テケ族、トルクメン人 19世紀 広島県立美術館蔵

《花嫁用頭飾り》北ヨムート族、トルクメン人 19世紀前半 広島県立美術館蔵 

《刺繍布(スザニ)》19世紀後半 広島県立美術館蔵

《刺繍布(ジャイナマズ)》19世紀中期 広島県立美術館蔵

《背飾り(ゴシャ・アシク)》テケ族、トルクメン人 19世紀初期 広島県立美術館蔵

《首胸飾り(ブカウ)》北ヨムート族またはテケ族、トルクメン人 18世紀 広島県立美術館蔵

《護符入れ(トゥマル)》ヨムート族、トルクメン人 18世紀 広島県立美術館蔵 

《鞭(ガムチ)》ジャファバイ・ヨムート族、トルクメン人 19世紀後半 広島県立美術館蔵

《背飾り(サチュモンジュク)》ジャファバイ・ヨムート族、トルクメン人 20世紀初期 広島県立美術館蔵

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