この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
北川民次(1894-1989)は20歳で渡米したのち、革命後の壁画運動に沸くメキシコで画家・美術教育者として出発、1936年の帰国後は東京や愛知を拠点に活動しました。特異な経歴をもつ彼がメキシコで見出し、生涯大事に持ち続けたものに注目します。
本展では、社会や民衆を見つめ続け、鋭い視点で切り取る北川の代表作のほか、彼がメキシコ時代に交流した芸術家や芸術動向も視野に入れながら、絵本や美術教育の仕事、壁画制作にも焦点を当てます。約180点の作品と資料によって、洋画家・壁画家・絵本制作者・美術教育者など多彩な側面をもつ北川民次の魅力に迫る、約30年ぶりの回顧展です。
◆ 北川民次について
静岡県生まれ。1914年に渡米して劇場美術の仕事をする傍ら絵を学び、1921年から約15年にわたってメキシコで画家・美術教育者として活動。帰国後は東京の洋画壇で活躍し、第二次世界大戦後は瀬戸を拠点に制作を続けた。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2025年1月25日(土)~2025年3月23日(日)
|
---|---|
会場 |
郡山市立美術館
![]() |
住所 | 福島県郡山市安原町字大谷地130-2 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
|
休館日 |
月曜日、2月25日休館 ※ただし2月24日は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) 高校・大学生・65歳以上 700円(560円)
|
TEL | 024-956-2200 |
URL | https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/131827.html |
郡山市立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
福島県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

《トラルパム霊園のお祭り》1930年 名古屋市美術館

北川民次 1949年 撮影:松谷錦二郎

《踊る人たち》1929年 郡山市立美術館

《アメリカ婦人とメキシコ女》1935年(1958年補筆) 郡山市立美術館

《鉛の兵隊(銃後の少女)》1939年 個人蔵

《農漁の図》1943年 東京都現代美術館

《雑草の如くⅡ》1948年 名古屋市美術館

《砂の工場》1959年 愛知県美術館

《本を読む労働者》1927年 郡山市立美術館